MEUROCO DAYS  blog 201003





20100301 弥生

わからなくなったらわからなくなったと
はっきり口にすることで
自分のわからなさを把握するようにしている

それでも最近
わからないことが多すぎて
嫌になる

沈黙は金なんて嘘だよ
何も言わないのが美徳だなんて思えない

わからないから知りたくなる
わからないから聞きたくなる
答えはないけれど

待ちわびているうちに三月になってしまった
というのが率直な感想なのだけれど

いつまでも待てる性格というのも
それもまた罪だなと

言われなくてもしたいようにするさ
言われたとしてもそんなことはしないさ
そこまで鬼じゃない

わからない
その正体を突き止めたい
わからない
その真実を理解したい

いつでも待っているから


東京事変 - スイートスポット



20100302 相変わらず

相変わらず
そう相変わらず
飽きもせず
懲りもせず

全然変わっていない
変わったと思っていただけだ

記憶だって
手を伸ばせばちゃんとつかめる

むしろ今のほうが
曖昧すぎて泣きたくなる

変わらない
変わりたくない
求めるものを
ただ抱きしめていたい


遊佐未森 - 靴跡の花



20100303 転換

否定詞を書き連ねることは
自分にしか意味がない
かなしみを繋げていったとしても
しあわせには届かないんだ

嘘や冗談で誤魔化すのではなく
ただほんとうを願っていたい
求め続けるものではない
只のしぜんを纏いたい

知っていることも
知らないことも
教えてほしい

君が笑うだけで
変わる空気を
いとおしく思う

反省を繰り返し
迷いを吹き飛ばし

人をよろこばせる
言葉だけを紡いで生きたい



20100304 会いたい気持ち

君がどんな場所にいて
どんな状況にいて
どんな思いでいるのか
さっぱりわからないけれど

会いたい気持ちはずっと変わらないんだ

飽きることなく
諦めることなく

自分でも不思議なくらい
この気持ちは
ずっと変わっていないんだ

今の君を知らない分だけ
能天気に思い続けられるのかもしれないけれど

何も変わっていないから
安心して戻っておいで
もし君が変わったとしても
それでも待っているから

会いたい気持ちはずっと変わらないから


かの香織 - 青い地球はてのひら

かの香織 - 午前2時のエンジェル



20100305 君だけを思う

どこに行っても
君はいないから
天気がよくても
出かけないけど

どこに行っても
君がいないから
こころのなかで
君だけを思うよ


フリッパーズ・ギター - 恋とマシンガン(Young, alive, in love)



20100306 今のうち

気がつけば頭が痛くて
気がつけば君がいなくて
気がつけば雨が降って
気がつけば僕も消えていて

無理が利くほど強くない
したいならするけど
したくないならしない

忘れるなら今のうちだ


フリッパーズ・ギター - Camera! Camera! Camera!



20100307 君のしあわせ

心配してもどうしようもないこと
杞憂かもしれないこと
そればかり考えている

笑顔を取り戻すのには
もう少し時間がかかりそう
たったひとつのきっかけが
こんなにも後をひいて
君と僕の間を近づけて遠ざける

思うことしかできない自分が嫌だ
何もできない自分が嫌だ
だけど君はきっと
どんな手を差し伸べたとしても
やんわりと断って
ひとりで立ち上がるんだろう

いいさ君が本当に大丈夫だと思えるなら
僕ができることなんて何もないんだから
君が本当に大丈夫だと思えるなら
僕が必要とされることなんてないんだ

それが君の本当のしあわせかもしれない


スキマスイッチ - 雫



20100308 戻れない場所

落ち着かないときは
落ち着く場所を探す
ここではないどこか
紛れ込んで自分を失くす

気の持ちようというのなら
いくらでも近づいて
その目を覗き込んでみようと思うけれど
そうしても許してくれるかな

その手を離したときから
すべてが始まったんだよ
戻れない場所だと確信したときから
前しか向けなくなったんだよ

ここにいるけどここにいない
だから何度も名前を呼んで
ここにいることを思い出させて
ここにいるとわからせて


大橋卓弥 - はじまりの歌



20100309 忘れない今日

忘れっぽいわたしが忘れない今日

何年経っても今日という日は忘れない

たとえあなたが忘れてしまっても
わたしはきっと死ぬまで覚えている
死んで生まれ変わっても
またあなたに会えると思っている
これは誰にも否定できない確信

すべてがあの日に繋がり
すべてがあの日から始まったこと
あなたが導いてここまで来たこと
そしてこれからもずっと先まで
見えないからこそ繋がっていると
教えてくれたのはあなただから

気持ちに名前をつけることだけが
意味あるのではないと
教えてくれたのはあなただから

これからもずっと繋がっていられることを
願いつつ思いつつ
今日という日を噛みしめている


レミオロメン - 3月9日



20100310 進むべき道

完璧な人間なんていないって
本当のことだけれど
あまりにも足りなさすぎて
自分でも嫌になる

会いたくて会いたくて寂しい夜
笑顔を思い出そうとしても遠い夜

それでも朝は来て
天を見上げたら
進むべき道が見えた

頑張れ私
頑張れ君
頑張れ僕
頑張れ自分

何より信じること
勇気を持って前を向くこと
忘れないで
いつでもそばにいるから
忘れないで

昨日飛べなかった空
今日はもう少し高く飛べるはずだよ


Ya-Ya-yeah - 勇気100%



20100311 春はまだ

春の風
ふわり ひらり

揺れる前髪

ひらり ひらり
見えない花びらたち

ひらり ふわり
ひらり はらり

はらり はらり

春の匂い

はらり
こぼれる涙

拭う指先

はらり ひらり

ふわり

飛んでいく
光と幻


石野田奈津代 - 春空-ハルソラ-



20100312 正直

ある人に言い切ってしまえばいいのではと背中を押されて
今年から「わたしは詩人です」と名乗ることにしている。
でも正直言ってこれでいいのかどうかわからない。
詩に関してもわからないしそもそもの定義を知らない。
20年も書いてはいるけれどちっとも本質には近づいていない。
変わった部分も変わっていない部分も自分にとっては大切だけれど
本当はこうだと思っているのに近寄らないはどういうことかと。

ただでさえ曖昧なのにそれを言い切ってしまって
もう引っ込みがつかないのにあがいているだけ。
伝えたい人はいます。でもその人はたぶんこれは読んでいない。
そして読んでなんて言えないわたしは詩という形に逃げ込んでいる。

わからないことをわかるために。
言いたいことをつかむために。
言いたいことを言うために。
こうだと思うことを的確に言葉にする努力は続けたつもりだけど
それは何も詩という形ではなく単なる言葉でいいはずだ。

わたしはやはり自分自身を詩に反映させたいので
詩についての説明は極力しないつもりでいる。
これは誰のことを言っているのだろうと思わせても
それはわたしが納得して誰宛てということがわかればそれでいい。

まったくの空想でも妄想でもなく
ほんの少しくらいは現実につながる詩を書きたい。
そしてそれをあの人に読んでもらいたい。
作品としての評価はこの際要らない。
あの人が読んで何か考えてくれたらいい。
でもやっぱりあの人はここは見ていないだろうな。
と堂々巡りなのです。

えええ。
放り出すこともできるけれどそれは本望ではない。
自分から放棄はしない。
ただ無視されるのであればすべて意味を失うだけ。

言いたいことはたくさんあるけれど
敢えて黙ることも必要なのかもしれない。
そう思うと何も言えなくなるのです。

言いたい気持ちを抑えるのに必死で
それしか考えられなくて
あふれる言葉を詩にできるとしたら
それが伝えたいことなんだろうな。

今はまだよくわからない。
それはたぶん誰もがそう思っている。
そしてあの人はそれをそのままでいいと思っていて
わたしはこのままではよくないと思っている。
その温度差がわたしをもやもやさせている。

本当に何だかよくわからないけれど。


ASIAN KUNG-FU GENERATION - 君という花



20100313 名前を呼ぶ

このところの既視感は
その名前をよく見かけるということ
またここで出会うとは
何かの意味を読み取りたくなる

ありふれた名詞なら
ここまでひどく惹かれたりしない
自分にとっての特別か
そう思うにしても頻繁すぎて
影を探し始める

忘れるふりをしても
そこここに居るから

目をつぶるとより鮮明な
思い出よりも確実な

その名前を呼んでみる
そしてそっと胸にしまう


FoZZtone - NAME



20100314 またね

さよならを言うのは好きじゃないから
ありがととか
またねとか
笑って誤魔化すの
気づいてたかな

泣きたいときには笑っちゃえって
ほんと使える技だと思うよ

後ろ姿が見えなくなったら
涙が止まらなくて
友達が驚いてた
そのくらい思いを閉じ込めてたんだって
自分でもわかってなかった

たとえこれが最後の別れでも
心のどこかで
また会えると信じてるから

またね
また会おうね
絶対
約束だからね


DREAMS COME TRUE - またね



20100315 この思いの誕生日

いつも忘れそうになる

そこにいてくれるだけでいいことを

同じように必要とされるなら

それ以上望みようがないことを

自分の意思を超えて

つながっていられる

今日という日もまた

この思いの誕生日


DREAMS COME TRUE - HAPPY HAPPY BIRTHDAY



20100316 春の日射し

確実に春に向かう日射し
あたたかさに眠くなる

なんとなくしあわせ
ほんのりとふんわりと
香りと記憶が結びつく

いろんなことがあるでしょう
疲れることもあるでしょう
泣きたくなるときだって
笑うだけしかないときだって

風に乗って届くのは
楽しいことだけではないけれど

今ここで同じ景色を見られる
それだけでうれしいから

何があってもここにいること
忘れないでね
忘れたら思い出してね


SOULHEAD - Whatever・限界ピストルズ



20100317 あるがまま

それぞれがそれぞれに思うことの意味
それぞれがそれぞれにとって持つ意味
君が笑うその意味さえ
素直にも裏腹にも思えるんだ

これが僕なりの真実だと
独り善がりにならずに
正しいと思えることが
どれくらいあるのだろう

あるがままを愛せば
苦しいことなど何もない
あるがままを愛せれば
苦しむことなどない

揺れる景色の中
眩しさに目を細めながら
それでも確かに見ている
君の笑顔を愛したい


エレファントカシマシ - ハナウタ〜遠い昔からの物語〜



20100318 この気まぐれ加減

この気まぐれ加減
わかってくれるの
あなただけだから

許すも許されるも
関係なく思えるの
あなただけだから

いつも見てるよね
いつもそこにいる
それがどれくらい
わたしの心の平穏
つながるのかって
知りはしないよね

いてくれるだけで
こんなにしあわせ
わたしだけこんな
しあわせすぎるね

YUI - CHE.R.RY



20100319 日々の歌

いいことばかりでもないし
悪いことばかりでもない
いろんなことがあって一喜一憂しては
一時の感情に振り回されたり
ずっと引きずって気にしたり
全然そう思われてないのに
そうだと思い込んでいたり
推測の域を出ないのに
こうだと決めつけていたり
何でこんなに窮屈なんだろうって
そう思っているのも自分だけで
もっと自由にもっと大胆に
枠を飛び出して飛び越えて
ずっと先まで行ったらいいよ

今こう思うと手紙を書いて
明日読み返したらまったく違うことを思っている
ポストに入れたら取り返しはつかないけど
また新しく手紙を書くよ
次はもう少し慎重にね

どんなときもぶれずに思うのは
いつも君に会いたいってことだよ
どんなに遠く離れていても
いつも君に会いたいって思っているよ


dorlis × SOFFet - ワクワクぬけがけ大作戦



20100320 今日に限って

簡単に落ち込むことはやめにしたのだけれど
どうしようもないショックは突然やってくる。
考えないようにしても思い出してしまう。
こういうときに限って居てほしい人はいないし
何よりその他の話したい人も挙っていないし
何でもないと思い込んだとしても
余計波のように揺り返してくるから

あぁもうどうしたらいい?

大抵のことは時間が経たないと解決しないから
今はじっと我慢するしかないのだけれど
それにしてもこういうことは
何で一度に来るんだろ?てな具合です。

いろいろ考えてたけど全部吹っ飛んだ。
最初からまた考えなくちゃと思う。

せっかくいい波に乗ってたと思ったんだけどなぁ。
ちょっとだけ自己防衛に努めようかな。


Incognito - Don't You Worry 'Bout A Thing



20100321 与り知らぬ処

少し時間が経ったら昨日の感情は少しは薄れたけれど
今日は今日でまた与り知らぬ処で事は起こり
気にしなければいいと自分でも思うけれど
どうにもこうにも気になるんだからどうしようもない。

でもたぶんそれは気にしつづけていたら
もっともっとイライラして
本当にどうしようもなくなるんだろうなと
それもわかってはいる。わかってはいるけど。

つくづく生きるのに向いてないなと思う。
おきらくごくらく〜って心がけていながら
どうしようもない閉塞感に襲われるからな。
いいことも探しているけどなかなか見つからない。


ザ・コブラツイスターズ - サクラサク

ザ・コブラツイスターズ - サクラサク平成十七年



20100322 楽しい夢

めずらしくニュートラルな気持ちで

何もないしあわせ
空白
白い空

抱えすぎていたものを放って
君に手を振るよ

どこに居るのか
依然わからないけれど
呼ぶ声は届いている気がする

どんなふうにも思えるなら
楽しい夢を見ていよう


ザ・コブラツイスターズ - 夢の旅人



20100323 戻ってきてね

自分でもどうしてよいかわからない
わからないことばかりで
わからないままだ

先に進む必要すら
あるのかどうかもわからない

君がいないだけでこんなに迷うなんて
あの時の私は気づきもしなかった

ここにいてくれればそれでいい
ここにいなくては何も始まらない

戻ってきてね
戻ってきてね
待ってるから
今でも


FUNKY MONKEY BABYS - ヒーロー



20100324 会いたい君へ

会いたくて
会いたくて
君に会いたくて

探して
探して
君だけを探す

動けるうちは
彷徨えるうちは
君を求め続けよう

会えると願えるうちは
会いたいと思ううちは
君を探し続けよう


矢野顕子 - 花のように



20100325 隣にいるから

続く雨
世界に閉じ込められて
動けないのなら

聞こえる音に
耳を澄ましてみて

呼吸
鼓動
何も無いようでも

気配
存在
ありふれたものだと
思い込んだりしないで

触れて
感じて
確かめて

隣にいるから


安室奈美恵 - Baby Don't Cry



20100326 進むことしかできないから

ダラダラと過ごしてきたツケを払う金曜日
今日こそは動かねば 雨も止んだしね

寒さは相変わらず身に染みるようだけれど
心の中は好きな歌や好きな笑顔で埋め尽くして
雲の上の快晴を思い遣ってみる

進むことしかできないのなら
笑って楽しく歩いていこうよ


DREAMS COME TRUE - a little waltz



20100327 ゆっくりしていたい

コートを脱いで歩き出す
春の風は悲しみをも吹き運んで
もっと遠くまでと急かすけど

ゆっくりしていたい
この時に

胸に開いた穴は
いつか埋まるか閉じるかして
その存在さえ忘れるだろうから

何だろう
少しだけ浮かんでいるような
軽くなったような
不思議な気持ちの中にいる

ないものねだりをやめた時から
ふわふわと飛んでいる気がする


アンジェラ・アキ - サクラ色



20100328 ありがとう

今までありがとう

不思議な気持ちの正体がわかったよ
こんな気分のままでずっといられないから
ここで一区切り

ありがとう
ほんとに
ありがとう

大事なことが分かったんだ
軽くなれた気がしたんだ
たぶんこれは間違いない
気づかせてくれたんだ

ありがとう
言い尽くせないくらい
ありがとう

もう言葉は要らないね
たぶん伝わっているから
何もなかったら
それでいいんだ

ありがとう
忘れない
ありがとう

ありがとう
本当に
ありがとう


レミオロメン - ありがとう



20100329 自分という自分

自分で固結びしていた糸を
何とかしてやっと解ききって
今は自由

何でそこまでこだわってたんだろうって
自分で思えるから不思議

進むことも止まることも
自分で決められるんだから

そういつも自分が大事

誰かが泣いたらすぐ飛んでいけるように
君のことを思いながらそれでも
それだけではない思いを抱えている

笑っていよう
いつも
泣きたくなっても
笑っていよう

何だかね
知れば知るほど知りたくなるけど
それ以上にわからないことが増えていくのが
自分でも嫌になってね

知りたかったけど
それ以上にわからないことが多くて
でも誰も教えてくれないからね

ある意味全部放り出した気持ちで
軽く軽く飛んでいけるように
それでも君のことを思いながら
それ以外のことも考えるようにしたよ


スキマスイッチ - ガラナ



20100330 ずっとずっとずっと

TOKYO FM三昧
HRで刷り込まれる心地よさ

時間とかお金とか
どう使うかって
自分が決めること

どうしようと
どうやろうと
他人に迷惑かけなければ自由

わたしの生活なんて
本当に無駄だらけかもしれない
自分がそう思ったらおしまいだけど
わたしは今が楽しいから
これでいいの

今は好きなものだけ見てるから
これがいいの


東京スカパラダイスオーケストラ - ずっと



20100331 終わりにしよう

ふわふわと浮いているのも楽しかったけれど
ついにこの日が来たということか
なぜいつもそれは遠回りをしてやってくるのか
わたしのために? 誰かのために?
事実は事実 それを認めないと
いつまでも浮遊して記憶まで薄れてしまう

きっかけは探さないつもりだった
自分でそうしようと思ってそうするつもりだった
でもこれがきっかけになるというのなら
それが自然であるべきなのだろう

その思考の先が見えないのは
わたしにとってかなりのストレスだ
予想をはるかに超えて行かれて
それについていけない自分が
何より苛立つから

ちょうど今日が晦日だから
今日で終わりにしようと思う
目に見える形はなくても
心の中でそう思えばそれが区切りだから

これで最初から何もなかったのと同じこと
またここへ戻ってきた
飽きずに懲りずにこれがわたしなのだと
涙に暮れてもその分明日が輝いて見えるから

春だよ
春だね
すべてが変わっていく季節
あなたがわたしを置いて
どこかへ行ってしまうのは
いつも春なんだ


Hi-Fi Set - 忘れないわ

Hi-Fi Set - Good bye school days