MEUROCO DAYS  blog 200606





20060601 水無月の風

頑張ろうと思っていた気持ちは
水無月の風が浚っていったようで
ここにいてもここにいないような
曖昧な感覚の中で漂うのみ



20060602 枝葉切落

増殖の度が過ぎたので今度は枝葉切り落としに。
気づけば要らないものばかり。どんどん捨てたい。
このところ気持ちも重いのでそれもついでに。
考えるのをやめたらとたんに楽になる。



20060603 無駄が多すぎ

過ぎてしまわなければわからないことだけれど
相変わらず無駄が多くそれが大きな障害になっている。
わかっているんだけどと思うことは極力そうしよう。
素知らぬふりをしても後で戻ることになる。必ず。
だからいつでも引き返す心構えをしていなくては。
いよいよ時間がなくなってきた。



20060604 体調が悪い

何となく体調が悪い。
悪くなり始めに対処してもそのまま下降線。
今は治りかけの感じがするけれど。
もっと気を遣わないと駄目かも。



20060605 ひとりで買い物

急ぐ朝に限って忘れ物をする。
挽回できる時間だからよかったものの。
上の空だったことは間違いない。

電車に乗って買い物に行く。
目的以外はあまり見ないように。
その場で考え始めると買わない方向に行くので
事前にちゃんと買うものを決めてそれだけ買う。
そこまで行ったならついでに、というものも
ないわけではなかったけれど、無視無視。

帰りがけ薔薇屋敷のような家を発見。
全部同じ色で、一生懸命咲き誇っていて、美しかった。



20060606 気持ちの操作

コントロールするも何も現実は見たままで
忘れていると言ってもいいくらい考えないようになっていた
時間が経てば経つほど気持ちは風化する



20060607 時間の無さ

気づけばより時間がなくなっている。
そのうち本当になくなる。
急ぐわけではないけれどもっと濃くいきたい。



20060608 何が何だか

だんだんわけがわからなくなってきた。
中途半端な完璧主義のせいで一旦駄目になりかけると
全部駄目な気がしてくるからもう駄目かもしれない。
まぁ駄目なら駄目でしかたないと思えることだから
まだいいのかもしれないけれど。
不確定な要素ばかりでは何も見えない。



20060609 駄目なようです

たぶん駄目になる。予感は的中。
こういう悪いことはよく当たる。
悪いと思わなくても駄目なときは駄目。



20060610 どこまで行けばいい

落ち着かなさと息苦しさと体調の悪さと周期的な波の下降と
駄目になりかけている進行中の出来事と
それを吹き飛ばすもっと悪い報せ。
どこまで行けばいいんだろう。
救われる資格もないのに救われたいと思っている。
まだ堕ちるなら早く底まで堕ちてしまいたい。



20060611 破綻の残骸

そのために頑張ってきたのにそれが消えてしまったから
そのために準備していたあらゆることが
無駄としか思えないほど崩れた。
後はもうそのためなんてなかったように
その無駄なものを片付けないといけない。
日常に溶けさせなくてはならない。



20060612 何もない日々

穏やかに 何もない
失ったものは どうしても 取り戻せない



20060613 押せ押せで行く

予定に背中を押されて行く。
自分で決めたり誰かに決められたり
予定がある限りそれを果たしに行く。
自分で考えるのが面倒になってきた。



20060614 不自由への自由

どんな道を辿ってもそこへ行き着くのなら
何をしてもどうやってもいい気がする。
ちゃんとするもよし ちゃんとしないのもよし
目先にとらわれてもいつかそれが間違いだったと気づくなら
とらわれてみてもいいし そうしなくてもいい
変に自由で行先があるからそこへ向かわなくてはならない。
不自由への自由なんだと思った。



20060615 長い夢

長い夢を見ていたようです。
ありがとうございました。 



20060616 二律背反

わたしが愛するものをつきつめていけば
その理想形に辿り着くだろうか
どこにもないと知っていながら
求めるのは間違っている気がする
少なくとも苦しくて苦しすぎて
それでもこの手にこの目にしたいと
どこかで思いつづけているのは
二律背反なんて言葉では表しきれない
滑稽さと惨めさも含んでいるのではないだろうか



20060617 広いところへ

蒸し暑さに囲まれているような重い空気の中
長い階段の先の土手に上がったら
川を渡る風が静かに吹いてきて
かいた汗がゆっくり引いていった。
向こうまで見渡せる広いところに来たのはひさしぶり。
その向こうには煙るビルが点々とそびえる。
短い時間だったけれどそこへ行けてよかった。



20060618 嘘か真か

まとまった文章が書けない。
ノートを開いても出てくるのは短い言葉だけ。
今を捉えようとするととたんに手が止まる。
わたしはどこへ行ったのか。

好きな人には好きと言う。
あの人の言葉は本当か嘘かわからない。
自分に正直に、嘘はつかぬように。
だから言いにくいことは、言えない。

好きな人がたくさんいてよかったと思う。
みんなにどう思われているかはわからないけれど
それとは関係なく、わたしはみんなが好きだ。
ずるいかもしれないけれど、みんなが好きだ。

そしてわたしはわたしただひとりを愛してくれる人を
心から望んでいることにずっと前から気がついている。
あなたひとりだけを愛するから
わたしひとりだけを愛してほしい。

いちばんいい言い訳をとっさに思い浮かべるのが得意。
たとえ嘘だとばれようとその場だけ凌げればいい。
いつか嘘がばれようともあなたを愛したことは事実だ。
そしてあなたひとりだけを愛することはできないと今知る。



20060619 そのために

そのために。
そのためだけに。
ひそかに生きるのも悪くないかと。
でもそのために。
いろいろな犠牲が必要なこともわかっているから。
安易に手を出すことはできない。



20060620 回り道ばかり

せっかく目指すべき方向が見えた気がしたのに
今の自分は回り道ばかりだ。
まっすぐ進めばいいと自分でも思うのに
まっすぐなつもりがやはりずれている。
そこへ行きたいのに。



20060621 一緒にいなくちゃ

いつでもどこでも一緒にいたいと思うのは
単なるわがままではない。
時間が経つと人の気持ちは簡単に変わる。
他のことが大波のように押し寄せて忘れさせる。
だから一緒にいなくちゃいけない。
いつでもこの目を見て。
そうしたら、忘れないでしょう。
一瞬たりとも。



20060622 宝探し

昔使っていたパソコンを発掘。
どことなく調子が悪いのでブックマークを拾うのみ。
今のわたしにパソコンがあればなぁと思うけれど
思うだけでどうにもならないのでそれ以上は考えず。
いろんなことがどうにもなっていない現状。



20060623 ほんと疲れる

朝天気が悪くて昼気温が上がって夜にはぐったり。
何にも考えたくない。



20060624 相思相愛

それでは駄目だと知りながら
愛されることばかりを望んでいた
愛することを忘れていた
思い思われ愛し愛されることが
どれほど難しいものかと

君の愛と私の愛は
名前は一緒だけれど
意味は正反対のよう
どこまでもすれ違う



20060625 また物欲

いいものは確かにいいけれど
今のわたしには手が出ないものばかりで
地団駄踏んでも届かない。悔しい。
そのうちそのうちと思ってはいるけれど
それだといつまでもそのままのような気も。
もう少し頑張ろうかな。



20060626 散文にも満たず

また時間を持て余し気味。
やることやること。何だろう。
とんと忘れ物。焦る。
言葉はもう遠くへ行ってしまった。
雨が止んでもこの曇り空では。
同じ色を見ているだろうか。



20060627 考える愉しみ

何事も考えているうちが華のような気がする。
考えているだけで楽しい。
実行に移すとなるといろいろ問題があることが多くて
どうしようかなと迷っているのが好かったり。
ゆっくり考えよう。瑣末なことは次第に忘れてゆける。



20060628 心身ずたぼろ

ちょっとした不注意で軽い負傷、それも連続で。
心身ずたぼろな感じ。へこむ。
落ち着きのなさか、運の悪さか、両方か。
普段あまり怪我をしないのに。重なるとは。
何かが変わり始めているのかも。



20060629 紫陽花がきれい

紫陽花の写真を撮ったけれど加工がうまく行かず。
最近思うのは、好きな色と言えば青、とは限らないかも。
紫陽花の青紫とかラベンダーの薄紫とかも好きかな。
気づけばそれに近い色を探している自分。



20060630 半年が過ぎ

早いもので今年ももう半分。
年が変わってからしばらくのことは思い出すけれど
その後わたしは何をしていたんだろう。思い出せない。
環境が変わり何とか順応しようと頑張ったことは確かかな。
でも何かしないと確実に思い出せないというのは悲しい。