MEUROCO DAYS  blog 200602





20060201 如月の雨

大事な用事の時に雨に降られるとは。
まして大きな荷物を持って帰るのはもう嫌だ。



20060202 君のことだけ

しばらく考えることを止め流れることにしたのに
それでもふつふつと湧き上がる思考の泡
目を閉じて浮かぶのは
君のことだけにしたいのに



20060203 現実から一歩

現実から一歩踏み出すことは
現実から一歩逃げ出すことだ
良くも悪くも元には戻れまい
それが怖いから何もできない



20060204 わかっているのに

何を待っているのか
待ったって何もないのに
わかっていないふりをして
望みをつなぎたいだけか
それで後で苦しむことも
本当はわかっているのに



20060205 逃げ道の用意

何となく心の中に逃げ道を作っている気がする。
何とか言い逃れをしようとしている。
ここにはいない自分を思う。
申し訳ないがこれは一種の自己防衛。
妙な浮遊感にとらわれ確信が持てない。



20060206 何もない

何もない
生み出すことも探すことも並べることも見せることも
本当に何もない
いつからかこんな感じ
今さら気づいた



20060207 いつの時も

何もないと思った昨日
今日は何でもありすぎて押しつぶされそう
欲しいのはいつの時も頼れるもの
どんなに沈んでも手を差し伸べてくれるもの



20060208 本当は違う

自分が居る場所は自分が想像していた場所とは
かなり違っていたようだ。
その違いに、違う景色に、愕然とする。
これもまた、何となく気づいていたのだけれど
今さらその違いを思い知らされた。



20060209 喪失感

言うことも曖昧で行動も儘ならず
ただふわふわと漂う
思考も記憶も遠くに飛んだ

何も隠していない
何も持っていないのだから

揺られて何処へ



20060210 今生きていること

そうだ うれしいんだ いきるよろこび
たとえ むねのきずが いたんでも

今ここに生きている。
それだけでしあわせなんだ。
誰にも同じ分だけ時が流れる。
それだけでよろこべるんだ。

望み過ぎの自分を反省。
生きていることは何事にも代えられない。



20060211 言えない言葉

ある程度勘は当たっていた。
しかしそれは悲しい方だった。
言葉は怖い。そういう意味にもそうではない意味にもとれる。
ただ第一印象は消えることがない。何度読んでも。
そんなふうに言われたら私は何も返せないではないか。

こういう時、目標は崩れ楽になり気が抜ける。
そのために頑張ってきた自分が居なくなる。
目標などもう持つまいとさえ思う。
言えない言葉が増えていく。



20060212 物事の側面

物事にはいろんな側面がある。
わたしから見えるのはそのひとつ。
他の側面を見るには視点を変えなくては。
自分が絶対でいることは許されない。



20060213 またひとつ問題

ひとつの問題の山を越えたと思ったら
また新しい問題が。
先送りにしていただけだけれど。
そろそろ期限なので動かなくては。



20060214 方法論

何かが怖いのは、その何かがわからないからだ。
それが何なのかわかれば、たいていのことは片付く。
相手が大きすぎると、把握しきれず、あきらめたくなる。
でもほんの少しでも理解できれば、それが突破口になる。
今できることを探してやる。言葉だけではなくて行動を。



20060215 思いがけず

思いがけない場所で友達に会った。
かなりひさしぶりだったけれど、変わっていなかった。
ほんの少しの時間だけど話ができてよかった。
携帯番号を教え合い電話するねと言い別れた。
遊びに行きたいなぁ。



20060216 何も何も何も

感情を言葉に変換する部分が壊れたようで
何かを感じても何かを発することがなく
言いたいことを見つけるのに苦労する。
何か。何だろう。
忘れたのか思い出せないのか。
もともと何もないのか。
そうかもしれない。
何もなかったのかもしれない。
そして今も何もない。



20060217 無言

得ようと思うことと
実際に得ようとすることの差。
気まぐれさに自分で腹を立てる。
何も考えたくない。



20060218 全部放り出せ

ひとつ片付けて、ひとつ片付けて、
ひとつ捨てて、ひとつ追いやって、
ひとつ忘れて、ひとつ失って、
ひとつ片付けて、ひとつ見えなくなって、
ひとつ聞こえなくなって、ひとつ遠くなって、
ひとつ、またひとつ、

重ね合わせる対象がないまま恋をしているようだ。
面白くなってめくりつづける片付かない雑誌。
束にして月曜の朝放り出す。予定。
また分裂気味。



20060219 すべて嘘になる

なんかもう何を言っても書いても嘘になる気がして
怖くて怖くてたまらない。
意味のない言葉ならいくらでも連ねることができるけれど
それでは駄目だということもわかっている。
また呼吸ができなくなってきた。



20060220 雨の音

午後から雨が降るというから
午前中に用事を済ませる予定だったのに
やる気のなさでつい寝てしまい。
気づいたら雨の音。
さらにやる気をなくす。
今日できることは明日に延ばすな。
明日できることは明日やればいい。
堕落の一途。生きるのに向いていない。



20060221 思い通りに行かなくて

何を望んでも何を望まなくても
すべてそういうふうになるし
すべてそういうふうにならない。
そんな中でもこうしたいという思いはあり
そうなるように努力する。努力はするけど。
思い通りになることなんてほんの少し。
思い通りにならないことばかり。
思い通りになっているときはそれに気づかない。



20060222 何気ない一言

何気ない一言で救われた。
成り行きの流れの中の一言だけど。
その言葉自体はここに書いても意味がない。
きっと発した本人は何とも思っていないだろう。
けれどわたしにはやさしすぎた。
わたしがその人のほうに向いているからだろうか。



20060223 風邪をひく

風邪ひき。思考停止。



20060224 断罪

下手なことは言いたくないと口を噤むのは悪か
考えたくて考えすぎて何も言えなくなるのは罪か

失敗を恐れるあまり踏み出せない一歩
背中を押す力を感じつつ以前立ちすくむ
いっそつんのめって前に倒れたら
この状況を変えることができるだろうか



20060225 どうでもよくなる

どうでもよくなってしまった。
決していいとは思えないけどすべて投げやり。
こんなときもある。というかこんなのばかりだ。



20060226 思考の後は行動

どうしようか考えても答えが出ないのは
機会がもう煮詰まりすぎていて
考えてどうにかなる段階ではないからだ。
思考の後は行動しかない。
空論にしたくなければ実行と証明を。

行動に移せない目下の課題も把握済みだけれど
突破すべき壁はあまりにも高く厚い。



20060227 今日も空回り

本当に何もないわけじゃない。
でも言うほどのこともない。
何か言いたいけれど。
そんなふうに今日も空回り。



20060228 髪を切る

髪を切れども心は晴れず。
引っ掛かりを感じてしばらく立ち止まる。
無理したのか夜に強い頭痛。