MEUROCO DAYS  blog 200512





20051201 気持ちは上向き

恩師も走り始めたかしら。
何か変わったような何も変わらないような十二月。

「日々」が届いた。
遅れ馳せなので1号と2号が同時。
やはりこれも好きな感じ。
こういう雑誌を読み漁っていると同じ人の名前を
よく見かける。つながっている。
いろいろ作りたくなる。気持ちは上向き。
「日々」のサイト



20051202 余裕なんて少しも無い

何かのためにとか誰かのためにとか
何かと理由をつけては行動していたけれど
本当はそんな余裕は無いんだ。
自分のことだけで精一杯。
自分でもわかっていたのに知らないふりを続けていた。
だから今余計に苦しい。
自分にできる範囲は限られている。
もっと自分を顧みなくてはいけない。
本当に今はぎりぎりなんだ。余裕なんて少しも無い。



20051203 またひとつ

この時期のいちばんは夕刻
闇に落ちる前の一瞬
いつもより賑やかになる街灯
いつもより人の数の多い雑踏
軽い靴ですり抜ける

またひとつ
またひとつ

大事なことは口に出すまい
秘密にして取っておくんだ



20051204 そのときの気持ち

そのときの気持ちはそのときになってみないとわからない。
当たり前だけど、改めて実感した。
こうしようとかこうすることに決めたとかいくら考えても
そのときになったら気が変わることもある。
いや、そのときにならなくてはわからないことがあるから
気が変わって当然なのかも。
流されるんじゃなくて、流れを見極めた上で、
そのときに決めるのがいちばんだと思った。



20051205 怠々と

寒さがつらい。
去年までは結構強かったと思う。
今年は寒くて寒くてしかたない。
そしてとても眠い。
夜にちゃんと寝ても昼寝したり。それでも寝足りない。
気がつくと肩が重い。そのうち頭痛に変わる。
怠々としても気が晴れない。



20051206 遠い解決に向けて

先延ばしにしていた問題にようやく着手。
遅らせた分だけより厄介になっていたけれどしかたない。
少しずつ少しずつ解決に向けて進むのみ。

もうそんなに手を伸ばさなくてもいいかなと思う。
しばらくは今手にしているものだけでやってみようかと。



20051207 今自分にできること

食についてまた考える。
頭でわかっていても実践は難しい。
けれどそう言っているだけなら何も変わらないので
今自分にできることから始めようと思う。
とりあえず、野菜を食べるとか。
とりあえず、だしにこだわってみるとか。
とりあえず、手抜きしないで料理を作るとか。
うかたま.net



20051208 ストイシズム

精神的にではなく物理的に窮屈で
それがたぶん自分には必要で
切迫感や緊張感がないと
どこまでも堕落していく気がして
ただ怖い

しばらくストイックに



20051209 現在しか無い

過酷な状況も 慣れれば微温湯
未来など無い 在るのは現在だけ
ただ 今を 泳ぐように生き延びる



20051210 懐かしさ

固い決心も時間が経つと溶けていくようで
確かな気持ちも忙しさに紛れてしまうようで

どこへ行けばよいのかわからなくなる
人混みに飲まれそうになる

この手を引いて先を進んだ人が懐かしい



20051211 今のわたし

今のわたしには
現在を変える力はないけれど
未来なら変えられるかもしれない

少しでも前に進もうと思った



20051212 生きている言葉を探す

いくら前向きな言葉を放っても
いくらきれいごとを書き連ねても
行動が伴わないなら
意味はない

生きている言葉を探すことから始めなくては



20051213 依然として余裕なし

あまりにも余裕がないと言葉も出てこない



20051214 理想の不在

すべて自分で選んで
理想を描いて得られるはずなのに
現実はあまりにも程遠く
空を見上げているばかり

求めている理想の形など
きっとどこにもないんだ



20051215 毎日誰かの誕生日

毎日誰か生まれて
毎日誰かの誕生日

わたしの知る人も
まだ知らない人も
今日誕生日の人へ
心からおめでとう

忘れることはない
あの人の誕生日を
今年も遠くで祝う



20051216 間違いだった

こんなわたしが何か言っても意味はないとわかっている
それでも何か言いたくてただ言うから本当のことは伝わらない
わかっている伝わっていると思っていたのは間違いだった
本当はわかっていてほしかったから今さら説明はしないけれど
望みすぎだったとしたらそれまでだったんだろうと思うしかない



20051217 確かと思えるもの

精神的な支えを外部に求めるのは多分よくない
自分の中に確かと思えるものを通すべきなんだ



20051218 そしてまた茨

興味の芽はいくらでも伸びる
すぐに枯れたり朽ちたりするけれど
似たような芽を伸ばしては駄目にして
何も残らぬ寒い道にまた茨を見る



20051219 考えるのをやめる

気がつくとあれこれ考えている
答えが出ないから何度も巡っている
しばらく考えるのをやめることにする



20051220 考えるのをやめたい

考えるのをやめたい
でもやめられないみたいだ
幾度となく書いては消す言葉の中に
求める答えはあるのだろうか



20051221 どうしたらよいのか

一度離れれば違う意味で恋しくなって
また新しく始めることができるだろうか
離れる勇気はないけれど
今のままでは何も変わらない
今のままでは駄目な気がする
でもどうしたらよいのか



20051222 潔く諦める

諦めるというと後ろ向きみたいだけど
先に潔くが付くと何だか違う
時にはそんな決断も必要
そして今がそのときだと図らずも確信した



20051223 懐かしい道

懐かしい道を自転車で走った
あの角を曲がると見える景色は変わらず
同じ場所に同じ車が同じように停まっていた
この胸に去来する思いを閉じ込めて
寒さを切り裂きながら行く



20051224 何もない一日

やらなければいけないこと以外に
やることを見つけなければまるで何もない一日
希望などとうの昔に消え失せたように
空虚さが身に染みるだけの何もない一日



20051225 無音降雪

雪はすべてを無音の中に閉じ込めた
君の声も聞こえず君の姿も見えず
ただひとり取り残されてしまった



20051226 流れを見極める

流れに逆らうのは難しい。というか不可能。
それなら今この流れに乗って
少しずつ自分の向きに変えていくほうがいい。
まず始めにこの流れを見極めなくては。



20051227 変わらない温かさ

矢野さんのさとがえるコンサート2005を観た。
変わらない温かさがうれしい。
アンコールの清志郎さんとの「ひとつだけ」は涙が出た。
3月が待ち遠しい。



20051228 選択肢消去

数ある選択肢をひとつひとつ消していくことが
ある種の快感になりつつある今日この頃
あまりよくない状況だとわかっているつもりだけど



20051229 昼寝の後

夕焼けが映る雲が流れていくのをじっと見ていた
年末はいつも調子が悪いのを思い出した



20051230 泣きのスイッチ

何だか今日は泣きのスイッチが入ってしまったようで。
気がつくとうるっと。気がつくとぼろぼろと。
泣くと同時に何やってんだろと思う自分もいる。
泣いてもどうにもならないのに。
もしかしたら臨界点を超えてしまったのかも。



20051231 今気づくこと

さっき思った。
今まで自分はてっきり良い状態が7-8割で
悪い状態が残りだと思っていた。
でも実は逆だった。
一瞬浮かぶけどすぐ沈むのが普通で
光は普段めったに見えない。
そういうものだと思えば少しは楽になれるかも。

今年一年もいろんなことがあったはずだけれど
ますます記憶力が低下しているので
ひとつひとつが思い出せない。
流れる時間は過去として行くに任せて
今生きているということに精一杯になろうと思う。
来年はもう少しだけ上を向いて。