「空想」
完全に閉じられたドアから
記憶がすり抜けていくように
大切なものは
計画ほどもろいものはなく
約束ほど失われるものはなく
あるのは確信のみ
目に見えないのかな
ここからどこへでも行ける錯覚と
今から何でもできる誘惑と
あなたに会えた喜びと悲しみの
引きがねを引く
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