「幻になる」
これ以上は無い という絶望
後は静かに落ちるだけ という安堵
知ってしまったら戻れない という泡沫
闇の中にしか存在しない という希望
すべてを夢で包んで
飲み込んでしまえば
何も無かった という幻になる
戻る