「走り書き」
 
いつだったか書いた言葉
忘れていた短いひとこと
下書きに残っていた
今となっては虚しさしか感じない
ありふれた
叫びのような呟き
ただいつも心の奥底を流れている
たったひとつの音楽のような
安らぎを与える走り書き



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