「手持無沙汰」
 
つい今し方降り出した雨
傘を持たずに出て行った人が気に掛かり
 
不規則な音に目を瞑るも
浮き上がる乱雑さには勝てずまた開く
 
止むか晴れるか
太陽はこの雲の遥か向こう
 
さあ
もう一杯珈琲を飲んで出掛けよう



戻る