「衝撃」
 
後頭部を鈍器で殴られたような衝撃
 
実際鬱血しているような気さえする
 
今の私にとんでもない一撃だった
 
 
そう言う意味じゃないとわかっていても
 
あの口調で脳内再生されるのは
 
ただ言い捨てる面倒でしかない一言
 
 
反撃する余裕も術もない
 
どうにかしようとすることも考えられない
 
そうやって簡単に殺してしまえるんだ



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