「最後かもしれない」
 
聞こえる音に耳を塞いで
ここにいることさえ否定して
 
それでよいはずがないのに
表面すらなぞろうとしないから
どんな言葉も届く訳がない
 
君のためにというのも傲慢か
だからこその無視か
 
これが最後かもしれないと
いつも思いながら言っているけれど
それに気づくわけもない



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