「一瞬の陰」
 
目指す方向がわかっているうちはただ突き進むだけでよいけれど
ふとした隙に落ちた無風状態は現在を逆から照らして知らせる
 
その横顔に何を読み取るかは自分次第だ
そしてそれを何と思おうがそれも自分次第だ
 
ほんの一瞬見せた陰は
あの時と同じ
ふっとどこかへ行ってしまうかのような表情が
これからを迷わせる



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