「春を待つ気持ち」
 
思うことは多々あれど
伝えられるのはほんのわずか
気になることは山ほどあれど
触れられるのはほんのひとにぎり
 
春を待つ気持ちはいつか昇華して
見事な花となるか
春を待つ気持ちはいつか消火して
見事な花となり散るか
 
同じ曲を繰り返し繰り返し聴く
刷り込んで刷り込んで何を得る
 
あなたを待つ気持ちは
今もまだ胸の中に咲いている
あなたを待つ気持ちは
今もまだ胸の中に燻っている
あなたを待つ気持ちは
たとえて言えば何に近いだろう
あなたを待つ気持ちは
たとえて言えば春を待つ気持ち



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