「香水と珈琲」
 
昨日こぼした一滴が
今になってもまだ香る
 
忘れたつもりでいたのに
急に思い出されて
 
記憶を辿って
闇の中へ
 
振り切れるところまで
何も見えなくなったら
 
階下へ珈琲を飲みに行く
中和させて平常心を取り戻す



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