「悲しい気分」
 
悲しい気分の穴に落ちた
見上げれば遠い遠い空が点に見える
叫んでも反響するだけの声に嫌気が差して
何もする気になれず首を痛めている
 
いつかまたこんな状況に陥ると思った
こういう予感だけはちゃんと的中するんだ
わかっていても回避できないのは運命なのか
ますます遠くなる空は青いのかどうかもわからない
 
今度地上に出られるのはいつになるだろう
考えてもわかるはずもないけれど
途方に暮れるだけで時間が過ぎていく
漂う悲しい気分から抜け出せない



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