「想いが確定する」
 
揺れ動く時の中で
思うこともさまざま
それぞれに風を受け
帆をふくらませて進む船のように
 
交信の方法を
見失いがちになってから
落ち着かない日々を過ごし
やっと飛来したのは
 
その先は世界の果て
短い伝言だった
 
そして
想いが確定する



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