「痛み」
誰かを想う
その気持ちが
痛く思えても
見守ることしか
できない私を
見透かして
笑うだけ
それでいいと
君が言うなら
それでいいのだろうけれど
簡単にあきらめきれない
ほんの少しでも
可能性があるならば
どんなことをしても
掴み取ろうとした手が
今は霧の中
それを黙って
見ている私にも
君の痛みは
わかるから
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