「背中」
 
いつの日かまた
空しい約束
この現実に立ち向かい
流れる時は一方通行
二度と戻らない
 
失ったものを後悔しても
何にもならないと
笑って言う
 
言葉はいつも裏切るけれど
信じているのは
何よりもその言葉
 
それさえ矛盾と笑うなら
せめてもう一度
姿を見せて
 
ただ離れていくだけの
背中が霞んでいく



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