「淡い想い」
 
つなぎとめていた感情は
さっきの風にあおられて
もろくも飛んでいった
 
忘れようとしなかったのは
ほんの少しの希望に
そそのかされた私の罪
 
だから君が気にすることはない
勝手に書いた絵が
泡になっただけのことだから
 
行く先を知らない
誰も知らない
淡い想い



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