「水掛論」
 
あと少し
期限は迫る
そうやって
見えない手で背中を押す
 
休むことを知らない
休むことを忘れた
人たちへ
 
何を第一と考え
何を大事と思うかは
人それぞれ
 
だからわたしは
わたしが思うことを言う
 
そんなに急いで
時間を区切って
存在しない手に引かれて
崖から落ちて
どうするの



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