「気まぐれ」
 
春の気まぐれ
君を思い出し
風に乗せて
憂鬱を彼方に飛ばす
 
巡る季節と
叶わぬ恋と
静かな横顔と
 
ただ見つめるだけ
収まらない胸騒ぎ
 
君のこと
気まぐれに思い出す
そんな気まぐれを
笑っていた君



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