「途切れぬ想い」
 
気づかない硝子の向こう
窓を叩いても振り返ることなく
通り過ぎていく背中
 
過去形の想いがまた
時を刻み始める
 
今度はいつ会える
遠ざかる靴音に願いをかけた
あれが最後なんて思いもせずに
 
そう今も変わらない
想いはまだ続いている



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