「思うままの」
 
憂鬱な時はたびたび訪れて
それだけに頭を悩ませるけれど
いつのまにか嵐が過ぎるように
そういつか澄み切った空が広がる
 
いつでも楽観視はできない
またいつ襲われるか予測できない
でもそればかり考えていても
目の前の楽しみを逃すだけだから
 
もし今その底にいるのなら
上ばかり見ていないで
周りも気にして
浮くことを計画しよう
いつまでもここにはいない
いつまでもここにはいられない
思いようによって事態が動くなら
まず心から進もう
 
単に安易に求めるよりも
確率の高いものだけ選ぶよりも
感覚が捉えるその姿を
理性が下す静かな判断を
要はその思うままの
本当をつかみたい



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