「零下」
 
すべてが凍る夜の中
気温はますます低下して
赤い指針が短くなっていく
 
こころまで凍る夜の真ん中
思いはますますちぢこまって
銀色の夢もさらに密に凝縮していく
 
この夜の中
想いを閉じ込める



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