「呪縛」
 
悲しみの呪縛をとく
それさえ悲しいけれど
いつまでもここにいられないのは承知
 
切ない風が吹きすぎても
目を閉じてやり過ごしてみる
これ以上浸ってもいられないから
 
こうやってまた振り切って
こうやってまた傷を覆って
 
思い出になんてしない
消すこともできない
それもわかってるから



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