「出すべき手」
 
新天地を求めて右往左往
付きまとう不安と影
見ないふりをしてやり過ごしていた
 
思い通りに行かないから
思いを曲げてみたものの
それでもまだうまく行かなくて
どうしたいのかさえ見失う
 
言葉は白いまま
次に出すべき手がない



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