「願いの歌」
 
上と下の矢印
点滅するほうへ
選ぶことと選ばれること
均衡を破る
 
好きか嫌いかわからない
探りたいけど遠い
懐かしくて泣きそうで
声にならない声が胸を占拠する
 
ここより先へ
もっともっと向こうへ
願いが歌になって
形になって残るのを
最後まで見届ける



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