「運の悪いとき」
 
悲しい気持ちの足跡をたどり
着いたのはあの場所で
もう戻らないと思っていたのに
心の奥では何より望んでいた
 
伝えることは何ひとつないけれど
それでもここに戻ってきてしまった
不甲斐ない自分に苛立って
だけどそれもどうしようもなくて
同じような薄笑いを浮かべて
振り返っても何も見えなくて
 
傷つけられたくないのに
傷つけるのは得意だった頃
運の悪いときに出会ってしまったんだね



戻る