「明日の朝」
 
気がつけば
ひとり砂浜を歩き
書き散らした言葉も今は
思い出の波間に揺れていた
 
気がつけば
ひとり目を覚まし
手を振った昨日も向こう
思い出の彼方に消えていた
 
悲しい気持ちと引き換えに
明日の朝を胸に抱く



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