「道連れ」
 
細かい部分を
忘れていく自分が
嫌になる自暴自棄
どんなことも
完全に覚えているなんて
できるわけない安堵感
 
君が残したものは
はかりしれないほど
日常も夢も支配しながら
それでもまだ私を束縛する
 
消してしまいたい
それほどの思い
かなわぬなら
消えてしまいたい
すべて道連れにして



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