「最後の時」
ゆっくりと目を伏せた
それが君の本心
これ以上事をこじらせないように
君がした最高の配慮
だけどそれより私がほしかったのは
なんでもない君の言葉
凍えるさみしさを見捨てて
穏やかな現実をさし出す
君の常套手段
それでもいいと思っていたこともあった
けれど最後くらい勇気を見せてよ
傷つくことも今なら構わないから
最後くらい勇気を見せてよ
笑って思い返せるようになりたいから
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