「宵待草」
春になれば
会えるでしょうか
宵待草のひとりごと
それではあまりにも
悲しすぎるから
せめて
頼りなくても
約束を
たとえ
守られなくても
いいから
寄りかかっていられる
ひとことを
与えてくれませんか
私に
宵待草は今日も
夜空を見上げ願う
いつか
いつかと
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