「忘れてしまいたいこと」
 
忘れかけていた言葉をさっき思い出した
そんなこともあったなぁと苦笑いする
どうして思い出したんだろう
忘れてもよいような小さな言葉
 
あの時といってわかりあえる時期
それこそ苦楽をともにしていた
なんでも分け合える仲間 それが
いつの間にか変わってしまっていた
 
そのきっかけを与えたのが
おそらくその忘れかけていた言葉で
きっと本当に忘れ去っていたら
どうして離れたのかさえ思い出せなくなる
 
ある意味重要だけれど
できることならすべて
忘れてしまいたいことも
ときにはあるものだから



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