「寒月の下」
 
君の言葉を思い出しながら
風とともに帰る
寒いね
月は相変わらず笑ってる
 
電話でも言っていたけど
忙しいみたいだね
会うのは難しいのかな
今度も
 
見上げる空にある月
君もきっと今ごろ
コンビニに向かう途中で
見ているはず
 
じゃあ次はいつ会えるかな
期待していいのかな
それならあの月に願いをかけて
満ちるのを
 
君の言葉を思い出しながら



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