「平穏と刺激」
 
穏やかな日々からは何も生まれない
少なくとも生まれにくい らしい
波風のあるほうが
前に進んでいる感じがする
あくまで気分の問題だけれど
 
穏やかな日々にもほんとうは
バラのトゲみたいな刺激がある
それに気づかずにそれに触れずに
何もないと言っているだけではないか
見落としていることさえ気づかないだけ
 
そう思って辺りを見渡せば
あなたもわたしもここにいるじゃない



戻る