「午後の紫」
 
南中した太陽が少しずつ傾いて
午後は確実に減っていく
そんな日なたぼっこ
 
比較的落ち着いて
周りを見渡せるようになった
 
考え事も約束も
今は記憶の彼方
空が紫になるまで



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