「待っている」
針が回っていくのを
もどかしく思いながら
待っている
扉が開くたびに
顔を上げてしまう
コーヒーを運ぶ店の人も
苦笑いしながら
注いでくれる間が
少し恥ずかしい
いつになったら君は現れる?
戻る