「私の詩」
 
だいたいにおいて嘘はなく
まったくの空想から作り出すのは難しく
ただ現実を あるがままに
切りとるように描くだけで
 
案外簡単なときもあり
できなくて投げ出すときもあり
暇と紙とペンさえあれば
いつでも臨戦体制に入れる
 
私の詩はそんなようなもの
特別なものなんて何もいらない
毎日のうちのたった一瞬に
きらめくひらめきを見つければいい



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